2022.01.18 タオル作成コラム
名入れタオル2色印刷のポイントを解説
粗品やお年賀に定番の名入れタオル、単色デザインでは物足りないと思ったことはありませんか？
名入れタオル市場では単色デザインに加え、2配色デザインの名入れタオルも作成しています。 2つの色で名入れしたタオルは、オリジナリティ溢れる個性的なデザインになるので存在感も抜群。 おしゃれな名入れタオルを作りたい方にぴったりです。
今回は2色印刷でどんなデザインのタオルが出来るのか、 納期や費用などの注意点と合わせて解説していきます。 2色印刷のタオルを検討している方は是非参考にして下さい。
（※こちらのコラムは名入れタオルカテゴリの2色印刷について解説しています。 オリジナルタオル・オリジナル手ぬぐいカテゴリの商品に この記事の内容は関係ありませんのでご注意ください。）
2色印刷の名入れタオル
粗品タオルやお年賀タオルの名入れには、黒や濃紺などを1配色で印刷するのが定番ですが、2つの配色で名入れすることもできます。
2色印刷は個性豊かなタオルが作成できる反面、コストがかかる・製作期間が長くなる（=納期が遅くなる)等のデメリットもあります。 デザインにも注意点がありますので、ここからはそういった所を解説していきます。
作成予定の方や検討中の方は、是非参考にしてください。
2色のデザインについて
デザインにはある程度のルール（制約）がある
2色印刷の名入れタオルについて、まず初めにお伝えしなくてはいけないのがデザインに制約があるということ。 2色ならどんなデザインでもOK、とはいかないということです。大変申し訳ありません。。。
さらに申し訳ないことにデザイン制約のルールは2パターンあり、商品によって適用されるルールが変わります。 複雑で本当にすみません。。。
これから2つのルールと適用商品をご説明していますが、分かりにくい点やご質問などありましたら お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
2色デザインのルールＡ
☆ルールＡ該当商品☆
上記5つの商品の場合は「色同士が最低でも2mm以上離れていること」が必要となります。 色同士がくっついているデザインの場合は印刷を承ることが出来ません。
左の黒猫のイラストは黒と黄色がくっついており、右側のイラストは緑と黒が隣り合っています。
このような色同士が重なっているようなデザインは、名入れタオルの2色印刷は出来ません。
※上記例のような色がくっついているデザインはオリジナルタオルであれば印刷可能です。 デザイン上、色同士を離すことが難しい場合はオリジナルタオルの作成をご検討下さい。
色同士がくっついていなくても、間隔が2mm以下の場合も印刷不可となります。
下記、実際の製作事案を例にとってご説明します。
☆実際のデザイン修正事案☆
最初に頂いたデザイン
とても素敵なデザインだったのですが、1つ問題がありました。車の部分を拡大していくと、、、
緑色と黒色の間隔が近すぎるため、印刷不可となってしまったのです。
(赤丸の部分)
そこで、いただいたデザイン案をお客様にて下の様に変更。
緑と黒の部分のスペースを実寸で2mm程度に広げていただきました。
色同士でこの位の間隔があれば問題なく印刷可能です。最終的にこのデザインで校了となり、作成しました。（ご理解・ご協力をいただきましてありがとうございました。）
このようにルールAの該当商品の場合は、色同士の間に少し間隔が必要になります。 ルールA該当商品で、2色印刷の名入れタオルを作成する場合はご注意下さい。
上記の事例ではお客様に修正をご協力いただきましたが、弊社でもある程度の修正が可能です。 データの修正などが難しい場合はお気軽にご相談ください。
※デザイン上、色同士を離すことが難しい場合はオリジナルタオルでの作成をご検討下さい。
2色デザインのルールＢ
☆ルールＢ該当商品☆
上記3つの商品の場合は、配色を左右に分け、色同士の間隔が20mm（2cm）程度必要となります。
こちらの商品はルールＡの商品とは別の工場での印刷となり、条件が少し厳しくなります。 色同士の間隔が20mm程必要という点に加え、配色は左右に分けてのデザインのみとなります。 左右の色の配分は自由に変更可能です。
上のようなデザインはどちらも印刷可能です。 ただ、上下の軸に2色となる場合はルールＢの商品では印刷不可となります。
※このような上下の軸に2配色となるデザインはルールAの商品なら印刷可能です。 このデザインの事例ではルールAのスタンダード名入れタオル ホワイトで製作いたしました。
制限なく印刷したい時はオリジナルタオルで
弊社の名入れタオル各商品は、必ず上記ルールのＡ 、Ｂどちらかが適用となるため、色同士がくっついているようなデザインは印刷が出来ません。 もし色同士がくっついているようなデザインを印刷したい場合や、細かい制限なく印刷したい場合は、 オリジナルタオルでの製作をおすすめします。オリジナルタオルであれば上記の様な細かい制限はなく印刷が可能です。 ただ、色同士がくっつく部分は微妙ににじむ可能性があるのでその点だけご注意ください。
また、制限ルールＢに比べると制限ルールＡ の方が条件は緩くなります。 ルールＢが厳しいと思った方はルールＡ のスタンダード名入れタオルや泉州名入れタオルホワイトをご検討いただくのも一つの手です。 デザインについてご質問やご相談があればご案内させていただきますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談下さい。
2色印刷の納期について
1色印刷と比べて納期は遅くなる
名入れタオルを2配色のデザインで印刷する場合の製作期間は、1色印刷と同等かそれよりも長くなります。 適用ルールによって納期が変わりますので下記表をご覧ください。
| ・ルールＡ適用商品 | デザイン確定後18営業日で発送 |
|---|---|
| ・ルールＢ適用商品 | デザイン確定後12営業日で発送 |
基本的には上記スケジュールでお願いしています。ただ、このスケジュール感では間に合わないという方は、 一度お問い合わせフォームよりお気軽にご相談下さい。 納期の短縮が可能な場合は対応させていただきます。
なお、上記のスケジュール感は片側に2色で名入れをした場合を想定しています。 両側に2色印刷となると、もう少し製作期間が伸びる可能性があります。 両側2色の印刷の場合は、都度納期確認となりますのでご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。
また、毎年11月～12月はお年賀用の名入れタオルのご注文が殺到する繁忙期となります。 繁忙期の場合は上記スケジュールよりもお時間をいただく場合がありますのでご注意ください。
2色印刷の価格について
1色印刷と比べて30円～50円の単価増
最後に2色印刷のタオルを作成する場合の費用感についてのご説明です。 1色印刷と比べておよそ30円～50円（1枚あたり）程のコスト増となります。
価格に幅があるのは枚数によって増減するためで、枚数が多いほど1枚あたりのコスト増を抑えることが出来ます。 もちろん枚数が増えれば総額は高くなるので、そのあたりはご予算と相談しながらご検討下さい。
正確な価格は注文フォームで今すぐチェック可能！
名入れタオル市場では、注文フォームの自動見積機能で枚数に応じた価格がすぐに計算できるようになっています。 2色印刷の価格についてはここで筆者の長々とした説明を読むよりも、 下記リンク先の各商品のフォームでご確認頂いた方が早いし確実です(笑)
名入れタオルの各商品ページはコチラ
正確な価格については各商品の注文ページよりご確認ください。
ご不明点などがあればスタッフがご案内させていただきますので、ご不明点はお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
グループサイト
